ニュース STTGDC、日本のデータセンターキャンパスの拡張に向け930億円のグリーンローンを組成 Oct 27, 2026 STTGDC シェアする Link copied! 日本におけるSTTGDCのデータセンターキャンパスの設備整備・運営を支援。両施設の合計IT容量は70.8MW 東京、2026年10月27日 – STT GDC Japan株式会社は、日本におけるデータセンターキャンパスを構成する、STTGDC TYO1およびSTTGDC TYO2の設備整備および運営を支えるため、930億円のグリーンローンを組成したことを発表しました。 千葉県印西市にあるGoodman Business Park内に位置する同キャンパスは、合計70.8MWのIT容量を備えています。ハイパースケーラー、クラウドサービスプロバイダーをはじめとした、多岐にわたる企業による、安全性、拡張性、エネルギー効率に優れたデジタルインフラへの高まる需要に対応します。 本資金調達は、STTGDCの日本事業のさらなる成長を支えるとともに、日本市場において拡大するクラウド、AI、その他のミッションクリティカルなデジタルワークロードに対する顧客ニーズへの対応力を強化するものです。 本件は、グリーンローン原則に基づいて組成され、一定の環境基準が設定されています。具体的には、データセンターにおけるグリーンビルディング認証の取得や、設計上のPUE(電力使用効率)1.3以下の達成などが含まれます。 STTGDCグループ Chief Financial Officerのネルソン・リムは次のように述べています。「今回の資金調達は、当社の日本事業基盤の強さと、日本で保有するキャンパスの品質および長期的な成長性に対する対外的な信頼を示すものです。また、規律ある成長方針を維持しながら、キャンパスの開発を推進するための資金基盤となるものです。特に、グリーンローンの仕組みにより、当社の資金調達戦略と開発資産の環境性能を連動させることで、資本配分や投資判断にサステナビリティを組み込む当社の姿勢を一層明確にしています。」 本資金調達には、スタンダードチャータード銀行がリード・コーディネーターとして参画し、みずほ銀行、OCBC、ソシエテ・ジェネラル、UOBが参加しました。また、スタンダードチャータード銀行とソシエテ・ジェネラルは、グリーンローン・コーディネーターも務めています。 さらに、日本法人代表取締役社長 前田潔は次のように述べています。「当社が国内で保有するデータセンターキャンパスは、当社の日本に対する長期的なコミットメントの中核を担っています。クラウドやAIをはじめ、デジタルインフラに対するお客さまのニーズが高まる中、こうした需要に応える体制をさらに強化していきます。お客さまの事業成長を支えるためには、拡張性に加え、ミッションクリティカルな業務に求められるレジリエンスと効率性を備えたインフラが不可欠です。STTGDC TYO1およびSTTGDC TYO2を通じて、こうしたニーズに応えるデータセンター基盤を構築し、日本におけるさらなる事業成長を支えてまいります。」 STTGDC TYO1は、STTGDCが日本で初めて稼働を開始したデータセンターで、環境性能に関する国際的な認証「LEED Gold」を取得しています。また、年間平均PUE1.25未満を目標とした設計を採用しています。冷却には閉ループ方式を採用し、運用時の水使用量を最小限に抑えています。通常運転時には継続的な水の使用を必要としない設計となっています。 同施設はISO 22301、ISO 27001、ISO/IEC 20000の各認証を取得し、日本データセンター協会のガイドラインに準拠しています。稼働開始以降、Scope 1およびScope 2排出量についてカーボンニュートラルな運営を維持するとともに、再生可能エネルギーの調達とエネルギー効率の向上にも継続して取り組んでいます。 STTGDC TYO2は、高密度AIをはじめとする高性能コンピューティングのワークロードに対応するため開発を進めており、将来的な液冷設備の導入にも対応できる設計となっています。また、TIA-942-C Design CertificationおよびLEED Goldの取得を目指しています。 ###